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アクリルの特性

ガラスを凌ぐ透明度

光線透過率はガラス以上!

たとえば、昔はガラスだった水族館の水槽。現在ではアクリルが使われていますが、なぜでしょう?
じつは、一枚では透明に見えるガラスも、強度を増す為に何枚も重ねていくと、ガラスの中の不純物によりだんだん緑がかり見えにくくなってしまうのです。

その点、無色透明なアクリルなら大丈夫! 何枚重ねても透明なまま!
更に、大きな一枚の窓で多くの人に観て頂く水族館。施工も大変です。割れにくいという特徴も大きなポイント。だから今では水槽にアクリルが使われているのです。

また、その重厚な質感から『プラスチックの女王』とも呼ばれています。

高い耐候性

太陽光や風雨・雪などの気象条件にも優れた耐候性を発揮します! 風雨に耐える看板や建築材料、自動車のランプレンズに使われています

高温になると変形しますが、使用温度は-40度から+65度ですので日常の天候の変動では問題ありません。

割れにくく、安全です

耐衝撃性に優れています。さらに、万が一破損しても、ガラスと違い破片が大きく飛び散るようなことはありません。

表面の硬さはほぼアルミニウムと同じ。研磨による再仕上げが可能です。

燃えるの?

着火温度は400度。燃焼性は木材とほぼ同じぐらいで、引火性もなく燃焼速度は遅い為一般の消火方法で消火できます。でも、だからといって炎や高温源には近づけないでくださいね。

また、電気に対しても絶縁性があり、高電圧に耐える為、絶縁材料として広く利用されています。

伸縮性に注意!

長さ1メートルつき温度が10度変化すると、約0.7~2ミリ伸縮します。また、湿度でも伸縮しますので、組立てや取り付けの際にはクリアランス(隙間)をみてください。

アクリルの種類

アクリル板には、製法の違いにより「押し出し板」「キャスト板」の二種類があります。
見た目にはあまり違いは分かりませんが、特徴に大きな違いがありますので、用途に併せて使い分けてください。

押し出し板って?

製造工程で、溶かしたアクリル樹脂を一気にローラーで“押し出す”方法(「押し出し法」と言います。…そのままですね/笑)によって作られたアクリル板です。キャスト板と比べ、分子量が低く、柔らかいのが特徴です。

長所

  • 溶剤によく溶け、溶剤による接着力が高い!
  • 熱による曲げ加工がしやすい!
    ※型を作って曲げる“炉曲げ”は、キャストでなければうまくいきません
  • キャスト板より板厚寸法の精度が高い!
  • 大量生産に適しており低コスト!

短所

  • 押し出し方向に伸びる為、反りやすい
  • 分子量が低く柔らかい為、高速切削加工(摩擦熱が発生するので)には不向き
  • 溶剤などでクラック(ひび割れ)が発生しやすい

加工の向き・不向き

向き
  • 熱曲げ加工 ※炉曲げは不向
  • 溶剤接着加工
  • 板厚精度を生かしたケースや模型材料としての使用
  • 一般雑貨の材料
不向き
  • 炉曲げ加工
  • レーザー加工(熱で溶けます)
  • 彫刻
  • 高速切削加工

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キャスト板って?

製造工程で、2枚のガラスの間にアクリルの原料を流し込んで固める方法(「キャスト製法」といいます。キャスト=流すという意味です)によって作られたアクリル板です。押し出し板と比べ、分子量が高い為、硬度があります。

長所

  • 押し出しに比べて硬度があるため反りにくい!
  • 曲げ加工時にもクラック(ひび割れ)が発生しにくい!
  • 摩擦熱の発生する加工もキレイに仕上がる!

短所

  • 押し出しに比べて割高
  • 押し出しに比べて板厚精度に若干バラツキがある
  • 硬度があり丈夫な分、溶剤接着にやや難

加工の向き・不向き

向き
  • レーザー加工
  • 彫刻
  • その他機械加工
  • 大型水槽
  • 屋外看板
  • 炉曲げ加工
不向き
  • 仕切りの多いケース(板厚交差が無い為)

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